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ゼロからのマンション経営 サクセスストーリー

season4

営業マンの成長ストーリー「マンション経営で人を幸せにしたい」

投資用マンション販売の新人営業マンが実際の現場での経験を通してマンション経営のリアルなメリット・デメリットを学んでいく成長ストーリー。どうすればマンション経営の良さを知って貰えるか、試行錯誤を繰り返しながら自分の営業スタイルを身につけ、念願の初契約を獲得する。

正真 泰司(しょうま たいじ)
正真 泰司(しょうま たいじ)

正真 泰司(しょうま たいじ)

投資用マンションの企画・販売・管理を手がけるフィデス・インベストメントの新入社員。就職活動のコンセプトは「成果主義で、若くても結果を出せば評価される会社!」で、不動産系から投資分野に志望を絞り、見事内定を勝ち取った。10社程度のなかから同社を選んだ理由は、圧倒的な物件の魅力と社長の人柄。自己分析は「情熱的だが不器用」。

第6話「お客様と、一生の関係を」

「・・・どうしたんですか?手。真っ黒じゃないですか」
資料をお渡しするときに、中野様がぎょっとしたように僕の手元を見つめる。
「いやぁ~・・・ちょっと慣れないことをしてしまいまして」
笑ってごまかしながら、今日のアポイントメントのメインである、団信の説明に入る。
「・・・なので、ローン返済中にもしものことがあっても、団体信用生命保険によってご家族に借金を負わせることなく、マンションを残すことができるんです」
「じゃあ、それまでローン返済に充てていた家賃分は、毎月の家族の収入になるんですか?」
「その通りです。もちろん、マンションを売却して現金にかえることもできますよ」
「なるほど・・・それは安心ですね。生命保険と比べるとどうなるんですか?」
「詳しくはこちらの資料の通りですが、例えば、生命保険の死亡保障額を3,000万円とすると、中野様は30歳ですので、大手生命保険会社のシミュレーションでは終身払で保険料が月額38,130円となります」
ふんふん、とうなずく中野様。
「マンション経営の場合は、例えば3,000万円の投資用ローンを組んだ場合、毎月の返済額は家賃収入で相殺した差額を支払うだけです。販売中のこちらの物件ですと、月1万円程度なので、生命保険より約2万8,000円ほど少なくできますね」
「保障内容ってどうですか?保険会社はガン特約とか付けられるけど」
「団信にももちろんございます。こちらのプランだと、ガンと診断された場合にローン残高が0円となることに加えて100万円の一時金が支給されます。奥様のための、女性特有のガンへの対応プランもついていますよ」
そんなに!と驚く中野様。
「帰って妻にも相談してもいいかな。内緒にしようと思っていたけど、やっぱり大きな買い物だから」
もちろんです!と、資料と一緒に、昨日書いた手紙をお渡しする。
「なんですか?これ」
「あの・・・僕が至らず、資料だけではなかなかお伝えすることができなくて。お恥ずかしいのですが、お手紙としてもまとめてみました。お時間ある時にお読みいただければと・・・。もしよろしかったら、奥様にも」
え、もしかして手書きですか?と封筒のなかをさっと見て驚かれる。
「本当にお恥ずかしいのですが・・・」と自分の言葉どおり、顔が熱く火照るのを自覚する。
生まれて始めて女の子に告白したときや、就職活動の最終面談でだって、こんなに緊張しなかった。

中野様から電話をいただいたのは次の日。
「昨日はありがとうございました。・・・手紙、なんか奥さんが感動しちゃって。手が汚れていたのって、あれを書いたからだったんですね」
まさか筆で書いているとは思わなくて、と中野様。
「これからの僕らの人生について、本当に具体的にイメージしてくれていて驚きました。あと、出会えたことに対しての感謝の気持ちが伝わってきました。ちょっと照れてしまうぐらいの熱量で。あれは書くのに時間かかったでしょうね」
『ありがとうございます』。この言葉を繰り返すだけでは芸がなさすぎると、少しでも感謝を伝える言葉をたくさん探すために類義語辞典をいくつも検索したことを思い出す。
よりきちんとしたものにするなら、ボールペンじゃなく筆書きだ!と、書き始めてみたものの、なかなかうまくいかずに何枚も書き直すことになった。
便せんにして10枚。でも、失敗しては書き直しを繰り返して、1冊分以上の便せんがゴミ箱行きになっていた。
「もうほぼ決めてはいたけど、妻が反対したらどうしよう・・・と迷う部分があったのも事実でした。でも、正真さんだったら、って妻も言ってくれたんです」
それから、中野様の奥様が書道の有段者であること、それだけに、拙い筆書きの手紙を喜んでくれたことなどをお話してくれた。
「マンション経営、これからよろしくお願いします」
「・・・ありがとうございます!」
あんなに探した感謝の言葉。でも、結局最後はこれしか出てこなかった。
この家族を、マンション経営で幸せにする。心からそう思って、それが伝わって、相手にも応えてもらえるなんて・・・まるで恋みたいだ。

「すごいじゃん、泰司君」
安奈との夕食。嬉しいことを一番に伝えたいのは、やっぱり家族と彼女しかいなかった。
「ちゃんと寄り添えたんだね、そのお客様と」
「そんな気がする。・・・もちろん手紙は手段のひとつに過ぎないけど、書いてみて自分でも分かったよ。こんなに手間のかかることってないなぁ、効率悪いなって。でも、それまでお客様に負担がないように、効率よくスマートに仕事しているつもりが、全部自分がラクしたかっただけだったかも、なんて」
「なるほどね。確かに、効率よくスマートになんて、泰司君には似合わないものね」
笑う安奈。悔しいけど、その通りみたいだ。
「いいなぁ私も、手紙欲しいな。泰司君が泥臭~く愛を伝えてくれるやつ」
先に言われてしまって、出すタイミングを完全に逃してしまった手紙が、実はバッグの中に入っている。
一緒に渡そうと思って買った指輪も。
プロポーズなんて大げさなものではないけど、これからの人生を共に過ごすなら・・・と、思いを綴った。
お客様の人生について考えるうち、自分の人生にも、自然と意識が向くようになったのかもしれない。
「ははは・・・まぁ、そのうちね」
とごまかしながら、ワイングラスをかたむける。
そうだ、手紙は手段に過ぎない。
僕は自分の大切な人たちに、お客様に、これからも伝える努力を続けなくてはならない。
将来にわたり安心して、幸せに暮らしていくためにどうすればいいのか、考え続けるんだ。
そのひとつの答えが、マンション経営にある。
そう実感できたことで、ひとつ先に進めた気がしていた。

~おわり~

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