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マンション経営・不動産投資の気になる!アレコレコラム
2020.02.15

マンション経営に資格は必要?役立つ資格・知識について

資格,マンション経営

これからマンション経営をはじめる方にとっては、投資に際してのリスクなど、不安なことは多いと思います。

そのために事前に勉強や下準備をしたいと考えても、副業でマンション経営をしている方も多い今、なかなかまとまった時間をとれないことも多いでしょう。

そんな時に役立つのが、必要な知識を効率的に学べる資格の取得です。
実際にどんな知識や資格があると、マンション経営に役立つのでしょうか。

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マンション経営に資格は必要?

結論からお伝えすると、資格がなくてもマンション経営をすることは可能です。
そのため最近では、ビジネスパーソンや主婦、学生にもマンション経営をしている方はいます。

では、なんの準備もなく資金だけを用意してマンション経営をはじめて良いのかというと、決してそうではありません。

マンション経営に成功するために持っておいた方が良い知識は存在します。
不動産に限らず、投資にはリスクがつきものです。

できる限り損失を出すリスクを軽減し、成功する可能性を高めるためには、マンション経営に関する最低限の知識を有している必要があるでしょう。

マンション経営に必要な3つの知識

マンション経営を成功させるためには、次の3つの知識が重要です。

1. マンション経営に必要な、最低限の法律知識
2. マンションの維持、管理、運営に関する知識
3. マンションの収支計算に関する知識

万が一トラブルになった時の損失が大きいマンション経営では、致命的なトラブルを避けるための最低限の知識が必要です。決して専門的な知識が多く求められるわけではありませんが、自分の身を守る意味でも身に着けておくべきでしょう。

また、マンション経営と切っても切れない縁がある「維持」や「管理」についての知識も重要です。設備の故障や不具合、老朽化など、長くマンション経営をしていると必ず考える必要がでてくるものですが、おざなりにしたまま長期間が経ってしまうと、大きな出費や空室リスクにもつながります。管理会社に委託する場合でもある程度の知識を持っていた方が、より効率的な運営が可能になります。

そして多くの人にとって最も重要なのがマンション経営で発生する「収支」について。
利回りについてしっかり把握しているかどうかは、購入するマンション選びにも大きく影響してきます。

ただ、これらの知識をむやみに吸収しようとしても、しっかり身に着かない、どこまで学んで良いかわからない、などの問題が考えられます。

そのために一定の指標を与えてくれるのが、それらに関係する資格なのです。

マンション経営に役立つ資格3選

マンション経営の法律知識が身につく「宅地建物取引士」

マンション経営をする上で必ず必要となる知識、それは「不動産の知識」です。

例えば、不動産の購入や入居者の募集については不動産屋が間に入って取引をすることになります。そして不動産屋は、宅地建物取引業法(以下、「宅建業法」と表記します)に基づいて、さまざまな手続きを行いますので、マンション経営をする方にも、最低限の宅建業法の知識をもっていた方がよいでしょう。

宅建業法のスペシャリストといえば、「宅地建物取引士」です。平成27年から宅地建物取引主任者から格上げされる形で名称変更がなされ、改めて最近注目を集めている不動産業界への登竜門ともいえる資格です。この資格を取得しておくことで、不動産屋の言いなりにならず、取引において対等に渡り合うことができるようになります。

★マメ知識:こんなときに、宅地建物取引士の知識が役に立つ
〇宅建業者が受領することができる仲介手数料の上限について
〇売却を依頼するときの契約形態には、どんな種類があってどんなメリットデメリットがあるのか
〇不動産取引において、不動産屋にどのような説明義務があるのか

マンションの維持、管理の知識が身につく「マンション管理士」

マンション経営は、株式投資とは違い「マンション」という物的資産を扱うためマンション管理に関する基本的な知識を学んでおくことはとても大切です。中でも、マンション経営のために必要な知識として特に重要となるのは、管理組合の運営についてです。

1)管理組合の運営に関する知識とは

マンションという物的資産は、時間とともに「劣化」していきます。一戸建て物件であれば所有者一人の意思と判断によってさまざまな修理、修繕を行うことができますが、分譲マンションの場合は部屋ごとに所有者が異なるため、管理組合や理事会という組織を運営し、そこで意思決定がなされます。

通常は管理会社が運営をサポートしてくれますが、より効率的にマンションを管理していくためには、管理組合の運営に長けた人がいることがとても重要です。

投資マンションの場合、管理組合や理事会に立候補する所有者がほとんどいないため、その多くは持ち回りで各所有者が担当することが一般的です。そのため、実質的には管理会社から言われたままの運営状態に陥ってしまうことが多いのです。

2)マンション経営の収支を良くする秘訣とは

このように、管理組合の運営が管理会社主導になってしまうと、自社の利益を優先しようとする管理会社の思惑通りになってしまい、過剰修繕や管理費の過剰値上げの原因を作ることになってしまいます。マンション管理士とは、このような状況に陥ってしまう前に、所有者から依頼を受けて、マンションの管理を適正に行なうコンサルティングをする資格なのです。

マンション管理士の知識があれば、毎月管理会社に支払う管理費や修繕積立金が過剰に値上がりしていく状況を未然に防げます。また、古い物件の大規模修繕が発生した時に、その専門知識を活かして工事費用などを必要最小限の費用に抑えることができます。

マンション経営は、家賃収入ばかりに注意が向きがちですが、毎月の大きな支出である「管理費」や「修繕積立金」といったマンションの維持修繕にかかる費用をできる限り抑えることも、高利回り維持のポイントなのです。

★マメ知識:こんなときに、マンション管理士の知識が役に立つ

  • 〇そのマンションにとって 「管理費」や「修繕積立金」はいくらが適正なのか
  • 〇管理組合や理事会という組織のルールや運営の仕方
  • 〇マンションを劣化から守り、維持していくための基本的な知識

マンションの収支計算に役立つ「ファイナンシャルプランナー」

マンション経営において、毎年必要になる面倒な手続きといえば、「確定申告」です。

それまでは確定申告をしたことがなかったサラリーマンが、マンション経営を始めると、その年の収支を自分でまとめて、税務署に申告しなければなりません。不動産所得の確定申告では、少なくとも下記のような書類を自分、もしくは税理士などに依頼して作成しなければならないのです。

  • 〇 決算書
  • 〇 収支内訳書
  • 〇 現金出納帳
  • 〇 各種領収書の整理

ファイナンシャルプランナーは確定申告を専門としているわけではありません。しかし、お金や税金の仕組みを正しく理解することで、これらの手続きは格段にスムーズになります。また、自分自身で年間収支予測を立ててそれに沿ってマンション経営ができれば、予想外の出費が発生したとしても落ち着いて対処することができます。

マンション経営は、人に頼るのではなく自身の収支の管理によってより多くの収益が上げられるように工夫することが大切なのです。

★マメ知識:こんなときに、「ファイナンシャルプランナー」の知識が役に立つ

  • 〇確定申告に必要な書類をスムーズに作成したい
  • 〇自分自身のマンション経営の収支状況を正確に把握したい
  • 〇今後のマンション経営の収支計画を立てたい

冒頭にもお伝えしましたが、マンション経営のために資格を取得する必要はありません。けれども、これらの資格を取得することで、マンション経営をよりスムーズに、そしてより収益をあげることがつながるはずです。

たとえ、試験に合格しなかったとしても、これらの資格のための勉強は、あなたのマンション経営にとって大きなプラスとなるでしょう。


(写真=PIXTA)

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