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2016.06.06

いざというときに備える防災グッズ最新事情

bousai

 東日本大震災から5年。2016年4月に比較的地震が少ないといわれていた九州地方の熊本・大分で発生した大地震は、あらためて防災に対する私たちの意識を高めることにつながりました。

 そこで今回は、災害時の備えとして用意しておきたい防災用品をご紹介します。

必要な備蓄は? 普段から考えておこう

 災害に備えて、「何を」「どのぐらい」用意すれば良いのか――実際に用意しようと思っても、何を用意しておくべきなのか思いつかない方も多いと思います。インターネットで検索すると、そうしたことを調べる上で参考になるサイトがいくつかあります。本来、家族構成や各々の性別、年齢などによって用意するべき内容は異なりますが、まずは自分のご家庭に必要な物をサイトで確認しながらリストアップしてみましょう。

年々進化する防災グッズ

 防災用品も年々進化しており、さまざまな機能を備えたものがあります。そうした防災用品の中からいくつかをご紹介します。自身やご家族に合ったものを選びましょう。

●LEDランタン&携帯用ライト

 災害発生時に明かりを確保する手段として、LEDランタンをお勧めします。電力消費が低く、長期保存もしやすいですし、ランタン型であれば広い範囲を照らすことができ、置いて使えば手もふさがりません。充電式や電池式があり、明るさや大きさもいろいろありますので、ご自身が使いやすいものを見つけてください。

 移動時に便利なのはヘッドライト型です。これは人数分用意してくと良いでしょう。また、普段から部屋や廊下にLEDの人感センサーライトを置いておくことも有効です。熊本・大分の地震では、夜間に大きな揺れが発生しています。停電で急に暗くなっても、センサーで自動的に明るくなればスムーズに行動できます。自立可能で手持ちでも使えるようなものであればなお便利です。

●防災ラジオ

 情報源として持っておきたいのがラジオ。手回し充電が可能なものを選んでおくと安全です。乾電池式であれば予備の電池もストックしておく必要があります。

 最近の防災ラジオは、ライト機能や、他デバイスの充電機能などを備える「1台○役」のものが主流です。ライトや充電器は単体でも準備しておきますが、サブとして、手回し充電で使えるラジオで、他の機能も備えたタイプであれば、より便利になるはずです。ライト付きの製品なら、手元を照らすこともできて操作しやすいです。

 新しい機種では、「ワイドFM(FM補完放送)」対応のものもあります。ワイドFMとは、FM放送の方式を使ってAMラジオを聞くことができる仕組みで、AMラジオが入りにくいような場所でもよりクリアにAMラジオが受信できます。情報取得をより万全にできるでしょう。

●身体ケア用ウェットティッシュ

 お風呂に入れない間に体を清潔に保つために、顔や体を拭くウェットティッシュを用意しておきましょう。大きめで、介護用のからだ拭きや赤ちゃん用のおしり拭きが便利です。これもいろいろな種類がありますが、防災用に備蓄しておくのであれば、未開封で数年保存が可能なものを選んでおくとより安心です。

 また、貴重な水分を節約しようとして、怠りがちになってしまうのが「口腔ケア」ですが、災害時だからこそ健康を保つために、指に巻いて口の中を拭き取れるものを備えておくと良いでしょう。ノンアルコールで低刺激なので、安心して使うことができます。

●ペットの避難グッズ

 災害時のペットの同行避難は、環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」で、飼い主の役割として推奨されています。実際はまだまだ課題も多いですが、まずは、ペットを家から無事連れ出して避難させる手立てを、考えておかなければなりません。そのためには、キャリーバッグやケージ、首輪やリードを用意し、定期的に「避難訓練」をして、飼い主もペットも普段から慣れておくようにしましょう。

 また、身元や連絡先が分かる迷子札も忘れずに付けます。自治体によっては、マイクロチップの装着費用に助成金が出るところもありますので確認しておきましょう。責任を持って、大事なペットを守る対策を考えてください。

まとめ

 いくつか防災グッズについてご紹介しました。防災グッズの出番がないことが一番ですが、用意しておくにこしたことはありません。また、準備するだけでなく、災害時に持ち出しができるよう、日常生活の中で目につくところに保管しておくことも大切です。災害がおきる前に家族や近隣の人と話し合いの場を設け、しっかりと備えましょう。

(写真=PIXTA)

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