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マンション経営・不動産投資の気になる!アレコレコラム
2016.07.07

働き方の変革 〜会社に頼らない生き方とは?

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 終身雇用が当たり前ではなくなり、どんな大企業でも倒産の可能性は0%でないという時代になりました。2015年にベストセラーとなった「下流老人」(朝日新書)の著者である藤田孝典氏は、その著書の中で「高齢者の9割が貧困化する」ことを指摘し、このショッキングな問題提起は大きな話題となりました。一つの会社で定年まで勤めあげることが、豊かで幸せな老後を保証するという時代は終わりを告げたのです。

 今回は、豊かな毎日の生活と老後を実現するために、変化しつつあるサラリーマンの働き方とその手段や方法について考えてみます。

変化する「働き方」

 時短労働や在宅勤務、クラウドソーシングやノマドワークなど、近年は社会全体が、多様な働き方を認める方向へ変わってきています。また、これまで日本の大企業のほとんどが社員の副業を禁止していましたが、日産や富士通、花王などではすでに副業が認められ、2016年4月には、ロート製薬が副業を認める方針を明らかにするなど、日本のサラリーマンの働き方に大きな変化が生まれています。

 そもそも私たちの働き方を定めている労働基準法では、副業を禁止する条文がありません。つまり、副業をしていても法律違反ではないのです。これまでサラリーマンの副業は、企業の就業規則によって禁止されてきました。企業が今、その規則を緩和し始めたのです。

 スマホ1台で事業を始められる現代において、大企業が副業を認めるようになった背景には、「会社員でも、自分の好きなことができる」とアピールすることで優秀な人材の流出を防ぐ狙いがあります。実力のある社員を多く確保し、少数精鋭で生産効率を高め、厳しい競争に勝ち残ろうとしています。逆の見方をすれば、凡庸な社員のままでは、会社に居られる保証は無くなってしまったということです。

 一方社員の立場で考えれば、一つの会社でしか通用しないスキルだけでなく別の会社でも通用するようなスキルを身に付けることができ、複数の収入源を手にすることでもし会社が倒産しても生活に困らないためのリスクヘッジという意味を持っています。

 つまり、こうした働き方の変化に対応できないサラリーマンは、いよいよ自分の生活や将来を守ることができなくなったということです。今、自分に合った「副業」を探しておくことは、私たちにとって大変重要な課題となったのです。

マンション経営は「副業」の選択肢の一つ

 ネットの通販サイトの運営でも、週末の植木職人でも、将来に備えるための副業は何でも構わないでしょう。ただし、あくまでも会社の仕事がメインとなるサラリーマンにとっては、効率のいい「副業」が理想です。そこでお勧めしたいのが「マンション経営」です。

 マンション経営はあくまでも「投資」と考えると、「副業」に当たらないのかもしれませんが、綿密な計画のもとに継続的に行われて、長期的に安定収入をもたらすことを考えると、むしろ事業として捉えるべきで、それはまさに「副業」です。一般的に馴染みのある株式投資とマンション経営を比較してみると、その理由が良くわかります。

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● 収益性
 利回りの良さでは株式投資に軍配が上がります。上手くいけば、1週間で資産が倍になるということも珍しくありません。マンション経営は、これと比較すると収益性は低いです。

● 安定性
 株価任せの株式投資は収益が安定しません。1週間で資産が倍になることもあれば、逆に1週間で財産のすべてを失うこともあります。

 しかし、マンション経営は入居者からの賃貸収入がメインで、比較的安定して収益が得られます。入居者の出入りは株の変動ほど激しくありませんし、空室時に収益が0円になることはあっても、少なくとも株式投資のように全財産が突然失われるようなリスクは極めて低いです。しかも、不動産会社が提供するサブリースを利用すれば、その期間中は収益が確実に見込めます。

● 継続性
 株式投資では、長期保有をしていても継続的な収益は年に1~2回得られる配当のみです。配当収入は業績が悪ければ得られませんし、利回りで計算してみると良くて2%前後です。その一方で、マンション経営は入居者がいる限り、定期的に継続して家賃収入が得られます。

 サラリーマンは本業があるので、さらに大きな利益を生み出すことは難しいです。その代わり、コツコツと「継続」的に「安定」した収益を、「ローリスク」で上げることが重要になってきます。また、物件管理などの業務は不動産会社に費用を払って外注できるので、自分が実際に作業することはほとんどありません。そういう点において、マンション経営はサラリーマンにとって、最も良い「副業」といえるでしょう。

レバレッジをかけられる

 マンション経営は株式や債券と違い、ローンを組んで物件を購入できます。言い換えると、少額の自己資金で大きな投資ができる、すなわちレバレッジを掛けられるのです。しかもサラリーマンは定期的な給与所得があり属性が高い(金融機関からの信頼が厚い)ので、ローン審査に通りやすいという利点もあります。

 もちろん、株(信用取引)やFXも資産に対してレバレッジを掛けられますが、もともと安定性という点で「リスク」が高く、レバレッジを掛ければそのリスクはさらに飛躍的に高まります。その一方で、マンション経営はローリスクです。レバレッジを掛けてもリスクはさほど大きくならないまま、収益性を上げられるのです。自己資金が小額で始められる点も、サラリーマンの「副業」として向いているでしょう。

さらに利点を強める方法

 マンション経営の継続性や安定性、ローリスクといったメリットをさらに強めて最良の「副業」にしてくれるのが、不動産のプロである仲介会社や管理会社の存在です。信頼できる不動産会社や担当からは、「立地」「大きさ」「価格帯」「購入時期」など、その経験と知識から的確なアドバイスを受けられます。また、空室リスクがどうしても心配である場合は、管理会社とサブリース契約(空室保証)すれば、たとえ空室が発生としても賃料が保証されます。家賃収入の10~15%程度の手数料が必要ですが、定期的な収益を確実に手に入れられます。

 「副業」は、これからのサラリーマンが会社に頼らない生き方を実現する上で必要不可欠です。そのなかでもマンション経営は非常に優れた選択肢の一つです。その成否は、信頼できる「プロ」の力を借りられるかどうかで大きく変わります。マンション経営という「副業」を手に入れて、あなたの働き方に押し寄せた大きな波を乗り越えてみてはいかがでしょうか。

(写真=PIXTA)

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