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2016.04.23

古さと新しさが同居する街 ― 日本橋浜町の魅力

日本橋浜町

「浜町(はまちょう)」の愛称で呼ばれることも多い東京・日本橋浜町。時代劇に出てきそうな町名を聞くと、隅田川沿いの古い商店や民家が立ち並ぶ様子をイメージされる方も多いのではないでしょうか。しかし、現在の浜町の風景は一変しています。

今回は、古き良き日本の趣と現代的な景観が同居する町、日本橋浜町をご紹介します。

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日本橋浜町の歴史

「浜町」は、江戸時代に神田山(神田駿河台の一帯)を削った土で埋め立てられて以降、武家町と町人町が混在する場所になりました。明治時代に入ると関東大震災によって大きな被害を受けましたが、震災後に大通りや浜町公園が整備されて、町の復興が進みました。

1990年代初頭のバブル期には、住居地と商業地が混在する再開発が計画されます。日本橋安田スカイゲート、トルナーレ日本橋浜町などの複合ビルをはじめ、現在もマンションの建設は続いています。

浜町の再開発を加速させた「トルナーレ日本橋浜町」

現在の日本橋浜町を語る上で外せないのが、2005年8月に竣工したトルナーレ日本橋浜町です。「トルナーレ」とは、イタリア語で「帰ってくる、帰る」という意味で、訪れた人たちがまた帰ってきたくなるような街に発展することを願って名付けられました。

同施設は47階建てのトルナーレタワーとオフィス棟から成り、敷地面積は約8800平方メートル、延床面積が約9万8400平方メートルという広大な規模を誇ります。その中には、スーパー、ファミレス、コーヒーショップ、病院、保育園、会計士事務所、司法書士事務所や法律事務所まで揃い、数々の店やオフィスが入居しています。また、トルナーレ日本橋浜町の敷地内には浜町神社があり、トルナーレの建設に合わせて社殿が新しくなりました。近代建造物に囲まれたこの神社は、トルナーレを守っているかのように厳かに佇んでいます。

トルナーレ日本橋浜町は商業・オフィスビルであると同時に、巨大な集合住宅としての一面も持ちます。住居部分は558戸です。建設当時は、中央区の定住政策の目玉としてもてはやされました。竣工から10年余りが経過したトルナーレの建設を皮切りに、今日まで日本橋浜町の姿は日々変化しています。

日本橋浜町の交通事情

東京駅から約2キロメートルという徒歩圏内にある浜町とその周辺には、都営新宿線「浜町駅」、東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」、日比谷線「人形町駅」、浅草線「人形町駅」と地下鉄4路線の駅があります。渋谷、新宿、浅草など、東京のどこへ行くにも大変便利であり、立地としては申し分ありません。

また、箱崎ジャンクションが近く、その直下にある東京シティエアターミナルからは、日に100便を超えるリムジンバスが成田空港へ、30便を超えるリムジンバスが羽田空港へ運行されており、空港への利便性も優れています。その他、首都高の浜町出入口があり、自動車で通勤される方にも利便性は良いと言えるでしょう。

日本橋浜町の住宅事情

「土地価格相場が分かる土地代データ」によると、2015年度の浜町の地価は1平方メートルあたり約112万円です。ここ10年間は、85万円から130万円の間を行き来していますが、日本橋の他のエリアに比べると割安感があり、それがマンションの建設ラッシュが起きた理由の一つだと考えられています。

日本橋安田スカイゲートやトルナーレ日本橋浜町ができるまでは、「歴史ある日本橋」というブランドイメージのためなのか、浜町は積極的に開発されませんでした。しかし、トルナーレの竣工後は中央区の定住政策が後ろ盾となり、タワーマンションから小規模なマンションまで、建設が大幅に増えています。

また、浜町は隅田川に面していることもあり、他の日本橋エリアに比べて緑が豊かです。特に中央区最大の区立公園である「浜町公園」には、多くの樹木や大きな芝生広場があり、地域住民には緑が感じられる憩いの場として利用されています。ウォーキングコースや、野球・サッカーなどが行えるグラウンドも整備されていて、運動をするのにも適しています。

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日本橋浜町の娯楽施設

浜町と言えば、「明治座」を思い浮かべる方が多いと思います。歌舞伎座、新橋演舞場とともに、東京を代表とする劇場として、多くの人々を魅了してきました。

明治座は、1873年「喜昇座(きしょうざ)」として創設された後、改装や改名を経て、1890年に一度焼失してしまいました。その後1893年に初代市川左團次が再建に乗り出し、「明治座」という名前に変更して今に至ります。現在は浜町センタービルの1~5階にあり、上質な作品が多数上演されています。

また、浜町は大手町や秋葉原からの徒歩圏内にあり、娯楽スポットには事欠きません。周辺も含めると、グルメや趣味、遊びなど、「何でも楽しめる環境」と言えるでしょう。

終わりに

『訪れる町』から『居住する町』に変化しつつあるのが「浜町」でしょう。日本橋というネームバリューとブランドイメージ、居住地としての利便性、将来性という面から、今後も居住希望者が絶えないと考えられる人気の町です。マンション投資の対象エリアとして注目してみてはいかがでしょうか。
(写真=PIXTA)

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